整体と風邪の関係について|医療との線引きをふまえて

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整体と風邪の関係についてまとめています

こんにちは、整体療術院UPです。

かつては「風邪をひいたら整体を受けるといい」と言われることもありました。民間療法や養生文化の中で、体の巡りを良くすることが回復につながる、と考えられていた時代があったのです。

しかし現在では、「風邪」は医学的に定義された急性のウイルス感染症とされ、その診断や治療は医師の管理のもとで行われるものと位置づけられています。

私たち整体の立場では、風邪の診断や治療を行うことはありませんし、「風邪が治る」「風邪に効く」といった表現もできません。この線引きを明確にすることは、施術や情報発信の上でとても大切にしていることです。

整体と風邪、まったく無関係ではありません

では、整体は風邪と関係がないのか?というと、必ずしもそうではありません。

整体は体のバランスや巡り、緊張やこわばりにアプローチする方法です。その結果として、

  • 呼吸が深くなる
  • 体の冷えがやわらぐ
  • 睡眠がとりやすくなる
  • 緊張していた肩や背中がゆるむ

といった、体が本来もつ回復力にとってプラスとなる変化が現れることがあります。

大切なのは「線引き」と「理解」

整体は医療ではありません。

だからこそ、医療に任せるべき場面と、日常的な体のケアを担う場面を分けて考える必要があります。

整体の役割は「治すこと」ではなく、“整えておくこと”によって、自分の力で回復できる土台を育むこと。

その立ち位置を明確にしながら、私たちは日々の施術を行っています。

※「体の土台を整えるということ ― 不調があっても帰れる場所」もご覧ください。
👉 https://202507091657fv77e465.conohawing.com/base-body-balance/

整えることを、日常の“きっかけ”に

「風邪はひいていないけれど、なんとなくノドがイガイガする」

「呼吸が浅くなっている気がする」

「冷たい風が苦手になってきた」

そんな“ちょっとした変化”を見逃さず、自分の体と向き合ってみる。

そのきっかけとして整体をご利用いただければ、私たちも嬉しく思います。

そしてこれは風邪に限った話ではありません。

日々の疲れやだるさ、季節の変わり目の不調など――。

「体の土台を整えること」は、暮らしやすさの一歩として役立てていただけるものです。

整体療術院UPは、治療ではなく整えることを通じて、

“自分の体を味方につけるサポート” をこれからも丁寧に行ってまいります。

整体療術院UP

新潟市秋葉区北上2-13-9

0250-22-5973

顕上義宗(けんじょうよしむね)

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