やるのではなく、休ませる。

白いマットが敷かれた整体療術院UPの施術室。慢性痛を休ませる静かな空間。 整体の考え方
何もしていない時間が、体を整えていくことがあります。整体療術院UP

一月の後半、積雪がありました。
自宅の除雪作業をした後のことです。

左の後頭部から肩にかけて、
ちょうど肩甲挙筋のあたりに痛みが走るようになりました。

首を曲げても、回しても痛い。
「あ、やってしまったな」と思いました。

そこで、ひとつ試してみました

普段、整体を受けに来られる方にお伝えしていることがあります。

・気になるところを触りすぎない
・何度も確認して回しすぎない
・無理に伸ばさない

自分の体で、これを徹底してみようと思いました。

ほぐさない。
叩かない。
強く押さない。
気になっても触らない。

日課のテレビ体操も、
痛みが出る動きは「確認だけ」して、
無理に伸ばさない。

あとは、いつも通り生活する。

一週間、二週間、三週間

すぐには変わりませんでした。

でも一週間。
少し楽になる。

二週間。
明らかに軽い。

三週間後には、
ほとんど違和感がなくなっていました。

何もしていないのではありません。

余計なことをしなかっただけです。

体は、静かに整っていきました。

なぜ長引くのか

多くの方は、半日もしないうちに

・触る
・揉む
・叩く
・回す
・伸ばす
・新しい方法を試す

を始めてしまいます。

一瞬、血の巡りが良くなった感覚が出ます。
「改善した」と思います。

けれどそれは刺激に対する反応であって、
自然な回復とは限りません。

不調を抱えた体に
さらに刺激を重ね続ければどうなるか。

三週間で整うものが
一ヶ月、二ヶ月、
そして慢性へと続いてしまうこともあります。

「やること」が目的になっていないか

今は情報があふれています。

すぐ治る。
これだけでOK。
○日で改善。

不安なときほど、
人は何かを“足したく”なります。

でも原則はとてもシンプルです。

不調を感じたら、
まず体を休ませる。

やるのではなく、
休ませる。

体には回復する構造がある

今回、自分の体で体験できたことは大きな学びでした。

体は、治そうとしなくても、
整おうとしている。

私たちができることは、
それを邪魔しないことかもしれません。

触りすぎない。
回しすぎない。
伸ばしすぎない。

そして、焦らない。

もし今どこかに違和感がある方は、
まずは一度、
「何もしない勇気」を持ってみてください。

やることを足すのではなく、
やりすぎを引く。

それだけで、体は静かに変わり始めることがあります。

整体療術院UP
新潟市秋葉区北上2-13-9
☎ 0250-22-5973
顕上 義宗(けんじょう よしむね)

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