こんにちは、新潟市秋葉区の整体療術院UPです。
いつもありがとうございます。
今日は、放送大学で学んだ
**「健康長寿のためのスポートロジー」**の内容から、
“心不全と運動” の関係について、
専門的になりすぎず、できるだけ分かりやすくまとめてみました。
◆「心不全」とは病名ではなく、“状態” のこと
「心不全」と聞くと、
「心臓が止まってしまうような怖い病気?」
と思われるかもしれません。
でも実は、心不全とは 病名ではなく、
心臓の力が弱くなり、体に必要な血液を十分に送れなくなっている状態
のことを指します。
心臓はポンプのように血液を全身へ送り出しています。
しかし、高血圧・心筋梗塞など様々な背景で
その “ポンプの働き” が弱まると、
・息が切れやすい
・体がだるい
・むくみが出る
など、日常の中で続く違和感につながることがあります。
症状の出方は人によって異なり、
ゆっくり進む場合もあれば、急に悪くなる場合もあります。
◆「心臓が弱いのに運動?」——じつは大切な視点
「動かない方がいいのでは?」
と思われがちですが、実はその逆で、
医療機関での管理のもと、適度な運動を続けることが
心不全の再発予防に役立つ
ことが分かっています。
特に、
・ウォーキング
・軽い自転車こぎ
・ゆっくりしたペースの体操
などの 有酸素運動 は、
・血液の流れを助ける
・全身の代謝を保つ
・心臓への“負担のかかり方”をやわらげる
といった良い影響が期待されます。
◆「心臓リハビリ」という取り組み
病院では、
医師・理学療法士・看護師などのチームが協力して行う
**「心臓リハビリテーション」**があります。
欧米では一般的で、
・再入院の予防
・生活の質の向上
・不安の軽減
など、多くのメリットが報告されています。
日本でも少しずつ広がってきています。
◆ 無理なく動くために——整体UPが大切にしていること
整体療術院UPでも、施術後に
「呼吸がしやすくなった」
「体が軽く感じる」
「動きやすい」
という声をいただくことがあります。
私たちが大切にしているのは、
体のバランスを整えることで、
“動きやすい状態” をつくり、日常の動きをやさしく支えること
です。
心不全の診断・治療は医療機関の管理が必須ですが、
日常生活の中で、
・無理のない範囲で動くこと
・動ける部分を大切に使うこと
・呼吸をゆっくり整えること
これらは、誰にとっても“今ある体をよりよく使っていく”ための
やさしいケアになります。
◆ まとめ:自分の体と長くつき合うために
心不全は、誰にでも起こりうる状態です。
大切なのは、
「怖いから動かない」ではなく、
自分に合ったペースで、無理なく続けること。
整体療術院UPでは、
日常の体の使い方や、呼吸・姿勢の整え方など、
生活に取り入れやすいヒントをお伝えしています。
最近、
・息が上がりやすい
・歩くと疲れやすい
・体力に自信がなくなってきた
そんな変化を感じる方は、
体からの小さなサインかもしれません。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
🔎 参考文献
放送大学「健康長寿のためのスポートロジー」第8章
(心不全と運動療法について)
整体療術院UP
新潟市秋葉区北上2-13-9
☎ 0250-22-5973
顕上 義宗(けんじょう よしむね)

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