前回は、足の冷えに関わるさまざまな原因についてお伝えしました。
今回は、それらをふまえて、日常生活の中で意識したいポイントをご紹介します。
「温めればいい」と思いがちですが、巡りやすい体づくりこそ、冷え対策の第一歩です。
日常で気をつけたいこと・できること
◎ 同じ姿勢を続けない
長時間の座りっぱなし、立ちっぱなしは血流の大敵です。
1時間に1回でも軽く体を動かしたり、足首を回すだけで違います。
◎ 足元の締めつけに注意
レッグウォーマーや靴下を重ねすぎて、逆に血流を妨げてしまうことも。
「暖かいけれど苦しくない」が理想です。
◎ 湯船にゆっくりつかる
ぬるめのお湯に10〜15分ほど浸かると、体の芯から温まり、自律神経の調整にもつながります。
◎ 冷たい飲食はほどほどに
冷たい飲みもの・食べものをとりすぎると、内臓から冷えてしまいます。
常温〜あたたかいものを意識するとよいでしょう。
◎ 足首・ふくらはぎを意識して動かす
歩く、足首を回す、軽くさする…など、ちょっとした動きが血の巡りを助けます。
ふくらはぎは“第二の心臓”ともいわれるほど大切な場所です。
冷えは体からのサイン
整体を受けて「足がぽかぽかしてきた」「足先の感覚が違う」とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
無理せず体を整えることで、冷えは変わっていきます。
冷えはがんばって耐えるものではなく、体からのサイン。
自分をいたわるきっかけになればと思います。
整体療術院UP
〒956-0025 新潟市秋葉区北上2-13-9
☎ 0250-22-5973
顕上 義宗(けんじょう よしむね)
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