整体を受けている方から、よくいただくお悩みのひとつに「足が冷える」があります。
「靴下を履いていても足先が冷たい」「夏でも冷えてつらい」「布団に入ってもしばらく温まらない」──そんな声をよく耳にします。
冷えの原因は、気温や服装だけではありません。
実は体のバランスの崩れが関係していることも少なくないのです。
ここでは、一般的に言われている冷えの原因をわかりやすくご紹介します。
足・脚の冷え──よくある原因
◆ 血行不良
もっとも多い原因です。血液が足先までうまく流れないと、冷たさを感じやすくなります。
座りっぱなし・立ちっぱなしの姿勢や運動不足などが関係しています。
◆ 自律神経の乱れ
自律神経は血管の広げ縮みをコントロールしています。
ストレスや不規則な生活などでその働きが乱れると、血流が滞り、冷えにつながります。
◆ 筋肉量の低下
筋肉には、血液を押し出すポンプのような働きがあります。
特に下半身の筋肉が少ないと、巡りが悪くなり、足元が冷えやすくなります。
◆ ホルモンバランスの変化
特に女性に多く見られます。更年期や月経周期によるホルモンの変化が、血管や自律神経に影響を与えることがあります。
◆ 食生活・内臓の働きの低下
冷たい飲みものや食べものの摂りすぎ、胃腸の弱りなども、体の内側からの冷えにつながることがあります。
まとめ、整体療術院UPから
足の冷えは、いくつかの要因が重なって起きていることが多いです。
整体では、姿勢や筋肉の使い方、血流、自律神経の状態など体全体を見ながら整えていきます。
「足の冷えって、ただの体質ではなかったんですね」と驚かれる方も少なくありません。
次回は、「冷えを感じたとき、日常生活で気をつけたいこと」についてご紹介します。
整体療術院UP
〒956-0025 新潟市秋葉区北上2-13-9
☎ 0250-22-5973
顕上 義宗(けんじょう よしむね)
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