こんにちは、整体療術院UPです。
いつもありがとうございます。
整体を受けたあとに、
- 「呼吸が楽になった」
- 「胸の奥まで空気が入る感じがする」
- 「ふっと力が抜けた気がする」
こんなお声をいただくことがあります。
今回は、この“呼吸の変化”が体の中でどんな意味を持っているのかを、むずかしい言葉を使わずにまとめてみます。
呼吸が深まるのは、体が“戻る方向”へ動き始めたサイン
整体を受けている最中や終わったあと、ふっと呼吸が深くなる瞬間があります。
これは、
- 深いところの力みがゆるんだ
- 体ががんばるのをやめた
- 本来の動きに戻りはじめた
こうした“自然な変化”が起きているサインです。
無理に深呼吸しようとするのではなく、
勝手に呼吸が深くなるというところが大切なポイントです。
👉 呼吸が浅くなるとき、体の中で何が起きているかは
「呼吸が浅いかも…?その気づきが、不調から抜け出す第一歩」
https://202507091657fv77e465.conohawing.com/breathing-body-balance/
深層の力みがゆるむと、呼吸が入りやすくなる
私たちの体には、自分では気づきにくい“深いところの力み”があります。
🔎【注釈】深層の力みとは?
ここで言う「深層の力み」とは、
表面の筋肉ではなく 体のもっと奥に残っている“こわばり”や“緊張” のことです。
- 強く押しても届かない場所
- 自分では気づきにくい
- 姿勢やクセが長年かけて溜まる
- 生活や仕事で無意識に入る力が残っているところ
整体療術院UPでいう深層とは、
「筋肉の奥」「骨格の奥」「呼吸が届きにくい場所」 をまとめた表現です。
むずかしく考える必要はなく、
『自分でも気づきにくいところに残った力み』 と理解していただければ十分です。
この深層の力みがほどけてくると、
- お腹の緊張がやわらぐ
- 肋骨が動きやすくなる
- 背中の奥が広がる
- 頭の重さが抜けていく
こんな変化が静かに起こります。
そして自然に、呼吸が入りやすくなっていきます。
これは、体が整う方向へ入った最初の変化と言えます。
👉 深層の力みと自律神経のつながりについては
「体のバランスと自律神経の関係(整体療術院UPの考え方)」
https://202507091657fv77e465.conohawing.com/autonomic-balance-up/
呼吸が深まると、全身がひとつにつながる
呼吸は体の一部分ではなく、全身とつながっています。
そのため呼吸が深まると、
- 肩の力みが抜ける
- 背中が軽くなる
- 足がしっかりしてくる
- 頭がスッと軽くなる
- 目が開きやすくなる
こうした変化が自然に起こります。
呼吸が整うというのは、
全身が“ひとつ”としてまとまり直す流れ が始まったということです。
翌日にだるさが出るのは、“戻っている途中”の現象
呼吸が深まり、体が動き出すと、翌日に少しだるさが出る方もいます。
これは悪い反応ではなく、
- 奥の力みがゆるんだ
- 体が大きく動き始めた
- 今まで動いていなかった部分が働き出した
こうした“体の動き直し”の途中で感じる揺れです。
強い刺激で起こる炎症とはまったく違い、
やわらかい整体だからこそ出る自然な反応です。
👉 整体後に起こる“戻る途中の変化”については
「なぜ一度の整体で変化が出たのか ― 体が整うタイミングと、日ごろの積み重ね ―」
https://202507091657fv77e465.conohawing.com/why-one-session-balance/
まとめ:呼吸は、体が整う方向へ向かう最初のサイン
- 深層の力みがゆるむ
- 本来の位置に戻り始める
- 全身のつながりが戻る
- 呼吸が自然に深まる
呼吸の変化は、体が静かに整う方向へ動き始めたサインです。
強い力や無理は必要ありません。
体は環境が整えば、自然と本来の方向へ向かいはじめます。
整体療術院UPは、その流れをお手伝いしています。
整体療術院UP
新潟市秋葉区北上2-13-9
☎ 0250-22-5973
顕上 義宗(けんじょう よしむね)


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