年齢とともに気になってくる「足腰の衰え」。
「歩くのが遅くなった」「つまずきやすくなった」「立ち上がるのがつらい」――そんな変化を感じていませんか?
それはもしかすると、「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」のサインかもしれません。
ロコモティブシンドロームとは?
ロコモとは、運動器(骨・関節・筋肉など)の衰えによって移動機能が低下した状態のこと。
進行すると転倒や骨折のリスクが高まり、将来的に介護が必要になる可能性もあります。
誰にでも起こり得るもので、実は40代から少しずつ始まっている人も少なくありません。
自分の「ロコモ度」を知る
「ロコモ度テスト」で、立ち上がる力や歩く力をセルフチェックできます。
チェック例
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片脚で立てるか?(バランス力)
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大きな歩幅で2歩歩けるか?(歩行能力)
結果に応じて「ロコモ度1〜3」に分かれ、対策の目安となります。
※さらに詳しいチェック方法やセルフチェックのやり方は、厚生労働省の特設ページ「毎日かんたん!ロコモ予防」でも紹介されています。
👉 厚生労働省|毎日かんたん!ロコモ予防
ロコモ対策「ロコトレ」始めてみよう!
特別な器具やジムは不要。ご自宅でできるシンプルな運動が効果的です。
基本の2つ
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片脚立ち(左右1分ずつ×1日3回)
→ バランス力アップ、転倒予防に◎ -
スクワット(5〜10回から)
→ 下半身の筋力をつけ、動作がラクに
無理のない範囲で、継続することが大切です。
活動量を「見える化」する工夫
スマホの歩数アプリや活動量計を使えば、日常の「動いている時間」を可視化できます。
「最近あまり歩いていなかったな」と気づくことで、「少し歩いてみようかな」という意識につながります。
健康寿命をのばす第一歩に
「痛みが出てから」ではなく、「元気に動ける今こそ」が予防のチャンス。
将来の自分のために、まずは1日3分からロコモ対策を始めてみませんか?
整体療術院UPでは、年齢や体力に合わせたご相談も承っています。
「気になるけれど何から始めたらいいかわからない」という方も、どうぞお気軽にお声がけください。
今回の学びまとめ
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ロコモとは、運動器の衰えによる移動機能低下のこと
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ロコモ度テストで現状をチェック
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ロコトレ(片脚立ち・スクワット)が予防に有効
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活動量を「見える化」して意識づけ
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健康寿命を延ばすには、早めの気づきと習慣がカギ
整体療術院UP
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顕上義宗(けんじょう よしむね)
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