「ある日突然、腰や肩が痛くなった」
「思い当たることは何もしていないのに…」
そんな経験はありませんか?
強い痛みが出ると「悪い病気ではないか」と不安になってしまう方も多いと思います。
痛みが出る仕組み ― 積み重ねと引き金
実際には、“何もしていない”わけではありません。
体には日々のクセや小さな刺激が少しずつ積み重なっています。
その段階では痛みを感じなくても、バランスは少しずつ崩れていきます。
そして、あるとき“最後のきっかけ”――
例えば「立ち上がった」「くしゃみをした」「自分で押した」など小さな行為が引き金となり、強い痛みとして出てしまうのです。
なぜ自分では気づけないのか?
体の歪みやバランスの変化は、鏡でもはっきり見えませんし、自分では分かりにくいものです。
そのため「ちょっと触ったくらいで、こんなに痛みが出るなんて信じられない」と感じてしまうのも自然なことです。
強い痛みは“積み重ねの結果”であり、“最後の引き金”が表に出しただけなのです。
私自身の体験から
実は私も、今の整体の学びに出会う前は、自分の体をほぐしたり叩いたり、いろいろ試していた時期がありました。
そのときは、それが良いことだと本気で思っていたのです。
ですから、一般の方が「自分がちょっと触ったくらいで…?」と不思議に思うのは当たり前だと感じます。
私自身がそうだったからこそ、その気持ちはよく分かります。
さらに、身近なサービスや習慣の中でも“ゴリゴリ刺激される”ような経験をしたことがある方は少なくないでしょう。
良かれと思って受けた刺激であっても、体にとっては負担となり、バランスを崩すきっかけになることもあります。
整体療術院UPの視点
整体療術院UPでは、体全体のバランスを丁寧に確認しながら整えていくことを大切にしています。
自分では気づけない“見えない積み重ね”を見つけていくことも、整体の役割のひとつです。
「何もしてないのに痛みが出る」という不安を感じたときこそ、体全体を見直すタイミングかもしれません。
まとめ
突然の痛みは、決して特別なことではありません。
小さな刺激やクセの積み重ねがあり、それが限界を超えたときに「痛み」というサインとして現れます。
もし「なんで痛みが出たんだろう」と不安を感じたときは、ぜひ一度、体のバランスに目を向けてみてください。
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整体療術院UP
新潟市秋葉区北上2-13-9
☎ 0250-22-5973
顕上 義宗(けんじょう よしむね)
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